読書で息子を育てる母のブログ

育児本20冊以上、ビジネス書は週1冊読むワーママが書く子育ての極意。

子供が満足するお散歩とは?

こんにちは、アルマジロです。
子育て中のお母さん、お父さん、いつもお疲れ様です。

息子も1歳を過ぎて少しずつ歩けるようになり、お散歩する機会が増えてきました。
息子の足の赴くままについていくと、道路の小さなマークを見つけたり、お花をたくさん見かけて季節を感じたりしますよね。
時にはなかなか帰ろうとしてくれず、結構な距離を重くなった息子を抱っこしながら帰ったりもします。

うちは起伏が激しい土地に住んでおり、50メートル歩いたら急な坂があります。
それでも息子は果敢にその坂に挑戦するので、私が下から両手を握ってサポートしながら坂を下ります。

それを見ていたご近所のおじさんが言ったそうなんですが…
「うちの孫にも坂を下りさせよう」

このセリフを聞いた時何か違和感を感じました。
そうなんです。他人の子と自分の孫を比べて、「負けるな」と言いたいんですよね。
恐らく60代くらいの年齢の方ですので、そう育てられたのかもしれません。
でも子育てで重要なのは「負けん気」ではなく、その子自身の「やる気」です。

他のママさんからも
「うちの子まだ歩かないのよ」
とよく聞きます。
他の子は歩いてるのにうちの子はまだ…となると心配になる気持ちはとても分かります。
私も「早く話してほしい」と強く思っていたので、他の子が話しているのを見るとよく羨ましくなりました。月齢が半年も先の子でもです。



主体性を育てるには

でも当人に「やる気」がなければ、何事もできるようにはなりません。
その「やる気」を引き出すには、子供主体でやらせるのが一番です。
なるべくやっていることを遮らず、「駄目」と言わない。
その為には子供に触られたくないものは手の届かないところに隠してしまいましょう。
何を触ってもいい状態にしましょう。

ハイハイができる子は

なるべく部屋の離れたところにおもちゃを数カ所起き、好きなおもちゃまで自分でハイハイしていけるようにします。
親はそれについていきましょう。
おもちゃにたどり着き、こっちを見たら「このおもちゃ好きなのね」とか「おもちゃ見つけたね」などと話しかけてあげましょう。
子供は自分で主体的に動き、それを親に認めてもらうことが大好きです。

つかまり立ちができる子は

カラーボックスなどを使っておもちゃを縦に収納しましょう。
つかまり立ちで届くところにおもちゃを配置します。我が家ではつかまり立ちで何とか届くところに箱を置き、毎日違うものを中に入れるようにしました。
毎日楽しみに箱を取り、中を確認するようになりました。

歩ける子は

歩ける子であれば、車通りが少ないところで好きに歩かせ、親はそれについていきます。
嫌がらなければ手を繋いでついていきます。
これをやらせてくれれば、手を繋ぐのを嫌がることはほとんどありません。
また急なアクシデントに対応しやすくなります。具体的には車が来たり、転んだりした時に助けることができます。

外は見たことないもの、触ったことないものがたくさんあります。
「この道はどこに繋がるんだろう」という興味も湧きます。

好きなことをやらせる

子供が歩かない。子供が話さない。坂を下りない。
これらは全て子供がやりたいと思わないからやらないだけです。
恐らくまだうまくできないか、怖いかでしょう。
うまくできなかったり怖いのに、無理やりやらせようとすると、それがトラウマになりなかなか上達しないばかりか更にやる気がなくなってしまいます。

好きなことをやらせればそのうち自信がつき、飽きた頃に他のことに挑戦する気力が湧いてきます。親ができることはそれを待つことです。