休むことになぜここまでシビアなのか。
休むことについて、なぜここまでシビアなんだろうといろいろ見てみました。
海外では有給ではなく、病欠として給料が出るなんて話は有名ですが、病院に行くと
自分「風邪で2日間休みたい」
医師「いやいや風邪2日じゃ治らないよ。1週間は休んでね。」
と診断書を書いてくれるそうです。
日本では、熱が出た時に1・2日休んで、マスクをして出社するのが一般的ですが、ドイツでは、1週間休むのが普通なんですね。
これは日本とドイツの罹患率も違うんじゃないかと調べたら、日本のは健保のデータがありましたが、ドイツはガンなどしかなかったです。
日本では、毎月1%前後の風邪っぴきさんがいることが分かりました。
でも驚いたのは鼻炎(アレルギー)の割合。
3月には10%にも登るんです。
これは絶対生産性にも影響しますし、何より周りも本人も辛いので、早く対策を打ってほしいものです。
東国原さんが以前テレビ番組内でおっしゃっていた時には、花粉が出ないスギなども開発されているそうですが、なかなか栽培が進まないそうです。何せ育てなければいけないのは、「木」ですからね。何年かかるんだ。
更に「切ってしまえばいいじゃないか!」と思うかもしれませんが、山に植えてある木には崖崩れを防ぐ効果もあり、また木材業社の収入にも関わるのでそう簡単には処分できないようです。
さて話を戻しますが、風邪を引いた時でさえ休めない日本の環境とドイツの環境はどう違うのでしょうか?
思うに、日本は労働時間で判断し、ドイツでは成果で判断する、が原因ではないでしょうか。
ドイツでも仕事中はシビアに結果を出すべく働くそうです。
自動化できるところはないか?
無駄な部分はないか?
などを常に模索し、改善していくそうです。
そういうところが生産性に現れているのかもしれません。
ともあれ、「休むことが怖い」とまでなるとうつ病という話もありますので、そうならない為に少しでも休みやすい環境を整えることは急務でしょう。
【参考】
平成 25 年度 かぜ(感冒)・インフルエンザ等、 季節性疾患(入院外)の動向に関するレポート