読書で息子を育てる母のブログ

育児本20冊以上、ビジネス書は週1冊読むワーママが書く子育ての極意。

子供に読書スキルを授ける為にできること

こんにちは、アルマジロ(@asada_armadillo)です。
子育て中のお母さん、お父さん、いつもお疲れ様です。

文部科学省が子どもの読書活動推進をやり始めてから、早何年経ったでしょうか。
私が子どもの頃からやってるので10年は下らないですよね。もしかしたら20年経ってるかもしれません。

それでも成果が出ないのはなぜか。
それは面白いことを追求させてないからです。


【目次】


読書感想文なんてやめた方がいい

強制的に読みたくもない本を読ませて、感想文を書かせると、本を読む=辛いものというイメージがついて、ますます読まなくなります。

本を読めるようになるのに、いきなり分厚い本を読み始める人はいないですよね。
ライトノベルのような薄い本や子供なら絵本なんかから始めると思います。

本が読めない人に本を読めるようになってもらうには、SNSをやらせるのがいいと思います。

SNSって人が書いた文章読まないといけないですよね。
しかもTwitterでも短い文章を大量に読む。
たまにコラムなんかがツイートされてくると更に長い文章を読む。
頻繁にツイートされる人のコラムを読んでるうちにその人の本を読んでみたくなる。

SNSは楽しみながら、好きな文章を大量に読むことができる仕組みなんです。

読み飛ばしてたっていいんです。
本を読むのに一言一句丁寧に読んでいたら、なかなか先に進みません。
本を読むのが上手な人は上手に読み飛ばせる人です。

他にも本のレビュー記事を見せるというのも手だと思います。

本当に売れているレビューブログというのは読みたくさせる文章がとてもうまいです。


ではなぜ子供は本を読むべきなのでしょうか。

一番大きなメリットはなんたって『本はやる気を出させてくれる』ことです。

中学生の頃、バスケ部だった子たち何人かと話すと決まって「スラムダンク読んだから」と言います。その前にはサッカー部に入った人たちは「キャプテン翼を読んだから」と言います。
彼らはその本を読んだことで、バスケやサッカーに興味を持ち、「自分もやりたい!」と思ったんです。
本には興味とやる気を出させてくれる力があります。

何も漫画に限った話ではありません。
私も日々本を読み、励まされ、仕事やブログなどに活かしています。

本を読まなければならない時が来る

仕事をしていると必ず新しい技術が出てきますよね。
また昇進して部下を任されることだってあります。
特にここ最近の技術の進歩は凄まじいです。
この先10年でどれだけの職業に変化があるか、計り知れません。

その時、本を読めるかどうかは本を読んできた経験で決まります。

知識を本から吸収できないと、仕事はうまくいきません。できたとしても、誰かがフォローしてくれていたり、裏で叩かれている恐れがあります。

本を読むスキルを育てる

本を読むにはスキルが必要です。

私が子どもの頃、母に本を読んでもらっていました。自分も読めるところを見せたくて「わたしがよむ!」と言ったところ、母は「じゃあ自分で読みなさい」と家事をやりに行ってしまいました。
ショックでした。その後一生懸命読もうとしましたが、1ページも読めませんでした。

更に我が家には本がほぼなく、古くて難しそうな本が3冊あるだけでした。

図書館に行って何冊か本を読んでみましたが、どれから読んだらいいか分からない上、まだゆっくりしか本も読めないのに本がたくさんありすぎて読む気が失せてしまいました。

スキルを上達させるにはドラクエのレベル上げのように少しずつ成功体験を積ませなければなりません。

小さい頃から自分のレベルにあった本を何冊も読み、少しずつレベルアップさせてあげるのが本来の読書スキルの育て方ではないでしょうか。

たくさん買ってあげればいいって訳ではありません。少しずつ興味がある本を子どもの気がすむまで、読んであげ、また自分から読みたくなったら聞いてあげましょう。